我慢せずに転職を考えよう
今の職場がツラいと感じたなら
介護職の仕事にやりがいを感じているにもかかわらず、労働環境や待遇が悪くて働き続けることが難しいと感じているのであれば、我慢せず思い切って職場を変えてみましょう。
介護施設や事業所は職場によって働きやすさが全然違ってくるため、職場を変えることで不満や悩みを解決することができます。
しかし、辞めたいという気持ちを持っていても「人手不足だから辞めたら困ってしまうのではないか」「辞めてしまったら経済的に不安」などと考えてしまい、なかなか踏み切ることができず我慢している人も少なくありません。ですが、人手が少ないのは運営側の責任であって個人のせいではありませんし、経済的な不安も給料の高い職場に転職することで解決することができます。不満やストレスを感じたまま働くのは苦痛以外の何ものでもありません。不安や心配もあるかもしれませんが、このまま続けていくのと心機一転、新しい職場で頑張るのと、どちらが自分にとってベストなのか一度じっくりと考えてみましょう。
転職するメリットを考えてみる
転職することで待遇や労働環境が改善され、人間関係も新しく構築されるためより働きやすい環境で仕事をすることができます。介護施設によってやり方が違うとはいえ、大体1ヶ月もあれば仕事にも慣れるためそれほど不安に思う必要もありません。また、経験者ということで、転職自体もスムーズにすすめることができ給料も優遇される傾向があります。
ネガティブな理由が悪いわけではない
「人間関係がツラい」「給料が少ない」などネガティブな理由で転職してしまうのは逃げだ、そんな気持ちでは転職を成功させることができない、とよくいわれますが、そもそも何かしらの不満があるから転職を考えるのであって不満がなければ転職すら考えないはずです。
ではなぜネガティブな理由だと転職が失敗してしまうと考えられているのでしょうか。
それは、「不満に感じている今の職場から一刻も早く抜け出したい」と転職先も決めずに感情のままに辞めてしまうからです。転職先を決めずに辞めてしまうと、次の職場が決まるまでいつまでも不安や焦りを抱えてしまうことになるため妥協してしまい、こんなはずじゃなかった、と後悔し転職に失敗したと思ってしまいます。転職が成功するか失敗するかは、ネガティブな理由が原因なのではなく転職先の見つけ方や決め方に問題があるのです。
転職で状況がどう変わるかを考える
今の職場で働き続けるのがツラいため転職したい、と思ったらまずは「今より状況が良くなるか、それとも悪くなるのか」を考えてみましょう。人間関係の悪化や給料の低さなど転職したいと思った原因について、転職することでより一層悪くなるようであれば転職する意味はありません。ですが、環境が今よりもよくならなければ絶対に転職しないと決めてしまうと条件に縛られて気軽に動けなくなってしまいます。自分なりにしっかりと調べたうえで、よくなる可能性がある、自分が成長できる、と感じられたなら思い切って転職してみることをおすすめします。
転職を成功させたいならチェックしておこう
求人探しで確認すべきポイント
求人票にはさまざまな情報が掲載されていますが、給料や勤務体制などにばかり目が行ってしまい大事な情報を見逃してしまうことがあるため、きちんとすべての項目に目を通すようにしましょう。また、好条件にもかかわらず募集人数が多い場合は実際の労働条件と齟齬がある可能性が高いため、こちらも注意が必要です。