仕事がツラくて転職したいと感じるのはどんなとき?

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ツラいと感じる理由と解決策

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どんなときに辞めたいと感じるのか?

離職率が高いといわれている介護業界ですが、どんなときに辞めたいと感じるのでしょうか。
平成24年に社会福祉振興・試験センターが行った調査によると、過去介護職として働いていた人が辞めた理由として「結婚や出産、育児によるライフスタイルの変化」「運営方針に対する不満」「職場の人間関係」が上位を占めていました。

この資料は介護職を離職した理由がグラフ化されているものです。割合の高さだけでなく、個人の意志、労働環境、経営マネジメントなど分類別にわけられているため、離職理由について詳しく知ることができます。

「ライフスタイルの変化」

男性職員もだいぶ増えてきましたが介護業界はまだまだ女性の割合が多いため、結婚や出産、育児などライフスタイルの変化で仕事を続けるのが難しいと悩んでいる人も少なくありません。なぜなら、育児と仕事の両立は体力的にも時間的にも厳しいからです。中には協力的な職場もありますが、協力的であればあるほど肩身の狭さを実感してしまい最終的に辞めるという判断をしてしまうのです。

「人間関係」

介護業界には10代から60代までさまざまな年代や経歴の人が働いています。そのため、意見や価値観の違いで衝突してしまうことも少なくありません。こういった事態にならないよう、リーダーがしっかりとまとめていかなければならないのですが、リーダーシップが発揮できない人や平等に接することができない人がリーダーの場合は事態を好転させるのではなく、むしろ悪化させてしまう可能性があります。介護職はチームで行動することも多いため、人間関係の良し悪しがダイレクトに仕事に響いてしまうのです。

「運営方針に対する不満」

快適に仕事ができるかどうかは長く続けていくうえで大切なポイントです。しかし、残念なことに入職前に運営方針や実情について知ることはそう簡単なことではありません。そのため、働きはじめてから業務の進め方や利用者さんへの態度など自分の考えと違うところに悩んでしまい、モチベーションが下がってしまうことがあります。リーダーや上司に相談しても、「運営方針だから」といわれてしまってはこれ以上相談することはできません。
ただでさえ介護職は体力的にも精神的にも厳しい仕事です。仕事を続けていくためには強い想いや信念が必要ですが、それが揺らいでしまったら続けていくことは難しいと感じてしまうのも仕方がないことです。

復帰したいと考えている人も多い

離職率が高く人手不足のイメージが強いため、新しく人材を確保するのはかなり難しいように思われがちですが、離職した人の半数以上は介護職に復帰したいと考えています。つまり、介護職の仕事そのものがイヤで辞めた人よりも、仕事自体にはやりがいを感じていたのに待遇や条件が合わず仕方なしに辞めた人の方が多い、ということです。
せっかくやりがいを感じている仕事なのに、仕事以外のことが原因で辞めてしまうのは何とももったいないことです。辞めてしまう前に、人によって介護の価値観が違うことを理解し、現状をスキルアップの場としてとらえたり、仕事だからと割りきってみたり、ともう少し続けられないか考えてみましょう。
それでもまだツラいと感じるようなら、思い切って職場を変えてみるのもひとつの方法です。

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求人探しで確認すべきポイント

求人票にはさまざまな情報が掲載されていますが、給料や勤務体制などにばかり目が行ってしまい大事な情報を見逃してしまうことがあるため、きちんとすべての項目に目を通すようにしましょう。また、好条件にもかかわらず募集人数が多い場合は実際の労働条件と齟齬がある可能性が高いため、こちらも注意が必要です。

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